2011/10/29

ゆらぐせかいかん

牛の方です。
実はこのところずっと身体に不安な症状があって、病院に行って診察してもらったりしていました。そのうち一つはなんとなく治療が必要ではないということは判明して、ちょっとほっとしています。

もう一個は保留・・・最近の総合病院はほんと予約がないと見てもらえないっていうか、一ヶ月単位で診察が伸びてゆく・・・状態です。う゛ー。

それで、その、結構謎な症状なので、もしかしてこれ私死ぬ!?って思って(牛の人は若干PTSD気味で、身体の謎の症状が起こるとすぐに「こんなに平穏な状態が続くなんておかしい!もうすぐ私が死ぬとかすごく悪いことがおこるに違いない!」って取り乱します)、かなり嫌な気持ちだったんですよね。

でも、そうやって自分の身体のことでいっぱいになったら、お家の周りの人のこととか、他人のこととか、気にして、自分が好きだとか楽しいとか思うことが大事にできなくなっていたことにすごく気がついて、このお家のことでも(家の造りのことではなくて)散々不安なこととか怖いとか思うことはあったのですが、生きてるんだからその限り、よわくしたたかに楽しむしかないのだなと最近思っています。

ちなみに身体のことについては今は友だちとかに話せるようになってきて、あと、「悪いこと」じゃなくて「私の身体のこと」って思えるようになってきて、落ち着いています。「私の身体のこと」っていうのは私自身のことで、それである限り、気持ちと同じように身体にも向き合うしかないし、そのことはわりと気持ちのいいことです。

私は、十代の私を集団で無視した近隣の大人の集団があったことに今でも恐怖と憎しみを抱いています。それが、引っ越すにあたっても一番怖い記憶です。理由なんかなくても背筋がぞっとします。
でも、たとえばまた価値観の違いやただの差別で今度いわれのない後ろ指をさされても、もう、無理して強いふりも、家族を守ろうと戦うこともやめようと思います。華麗に緊急回避を決め込みます。
誰に迷惑かけたわけでもないのに人を排除する、いじめ根性から抜けきらないほうが、くだらねっ、ということで。

もしアニメ好きな方がこの記事を読んでいたら一発でわかってしまいますが、「輪るピングドラム」、面白いです。痛い面白いです。はぁー。素敵。

2011/10/25

なぜか毎日書く:広さの感覚の不思議



こんにちは牛の方です。更新の頻度に波がありすぎです。

そういえば、このことを書いていなかったなと思って。

私が最初に、壁が出来てから伺った時にはまだ断熱材が入っていない状態で・・・なんていうんでしょう。
↑このような状態でした。

それでも、中に入ると更地に基礎がうってある状態だった時よりずっと広く感じたのですが、この壁の隙間に断熱材が入れられて、上にボードを貼っていただいて、

こないだ伺った時はもうそういう状態だったのですよね。

そしたら不思議なことに、断熱材+ボード分壁は少し厚くなっているはずなのに、すごく広く感じるんですよ。
更地→基礎だけ→断熱材や中のボードがない壁がある状態→断熱材+ボードでしっかり覆われている状態と、どんどん家の中がとてもちょうどいい大きさな感じがしてくるんですね。

人の感覚ってだまし絵(?)とかあるように、本当にいろんなことが作用して変わってくるんだなあと思いました。絶対、ボードやその他、整理されてすっきりした見た目になってきたとかそういうことも作用してると思います。

***

私は、もともと住んでいた40㎡ないくらいのアパートで鳥の人と二人でなんか暮らせてるなーと思っていて、それを縦に積んだような感じのスケールで暮らせたらいいなあというのが家をイメージしたときの最初の出発点だったんですね。

なんだか、そこと近い感覚にできあがりそうで、楽しみです。天井も低めで、落ち着きます。
もちろん、その他の部分は古くて、自分のものには絶対ならないアパートとは違って大きくぐれーどあっぷ?しているのですが。

着工してから私はあまり現場に行けない時期が長かったですが、正直、基礎とかそういうものからはできあがった大きさとか雰囲気とか想像できなくて、(設計図を眺めてみてもやはり限界があって・・・)模型を見てみても、みにちゅあたのしーって・・・そういうことじゃなくて、やっぱり広さの感覚っていうのはぴんとこなかったです。

こないだ伺った壁に断熱材が入っていない状態でもやっぱりあまり認識できなくて・・・。
しろうとなので、普段、できあがった家しか見てないからなんでしょうね。

鳥牛の家は約13坪強の土地に建築面積が7.6坪という感じですが、いい感じですよ。むしろ、広いかも。
生活してみたら今度はどんな風に広さというものを感じるのか、楽しみです。

その、今わりと小さいお家を考えている方も、お話を理解しあうことのできる(できれば小さい家というものに魅力を感じていらっしゃる)設計士さんとよく打ち合わせをして、どのくらいの規模で暮らしたいなーっていうイメージがあれば、たぶん、その通りにおうちができるのではないかなと、思います

2011/10/24

家のかお?のあたりについて

引き続き牛です。家の正面から見たときのことをここのところ考えています。

ベランダの手すりの色をどうしますか、と聞いていただいたので、私は中の無垢の杉のいろとあまり離れない感じのがいいなあと最初思ったのですが、貼ってるガルバリウムの感じとか、鳥の人の意見を聞くうちに、少し渋めの色が落ち着くなあと思ったのです。

その時も、屋根の色と壁のいろを頭の中で一所懸命シミュレーションして考えたのですが、次はポストのお話になりました。
ポストは本当にいろんなデザインのものがあって、ヨーロッパから輸入してます的なのがわりとかわいかったかなあ・・・。

ただ、結構、高い。かわいくて少し大きいのとか、5万円くらいしたりして。鳥牛の家はポストが壁には取り付けできないのでスタンド代もかかったりして、う゛っと。
エアコンもまだ考えていないし、カーテン、冷蔵庫、買い足すであろうウォークインクローゼットの中の棚、脱衣所にも小さい棚があったらいいし、それから外の植木だったりとか、・・・。積もり積もるとわりとかかりそうだということをひしひし感じているので、ちょっと控えめに選んでみました。

表札の話しもそろそろ考えてもいいですよって浅田さん(みどり建設の方)にも言っていただいたので、にわかに家の正面について集中的に考えています。(表札は手作り計画です)

玄関斜め前の道路側に小さな壁をつくってそこにポストと、表札をつけるという案も提案していただいたのですが、家の壁によせてスタンドでポストをたてるほうがすっきりしてていいかな、ということに今日志田さんとお話させていただいていて決まりました。

【ポスト】
http://juicygarden.jp/products/penne/design/red.html
これにしようかなと思っています。色はまだ検討中。
ひっそりと建つ家にしようと思っていたのに、家側につけるならボルドーとかもかわいいかも、という私の抑えきれない自己顕示欲。
なんにあがいているのか、「ボルドーでも家側につけたらそんなに目立たないですよね?」なんて聞いて、志田さんに「いや目立ちますよ」とはっきり言われて面白かったです。
いや、やはり渋く黒とか。お家になじむ色としてはシルバーとか、白とか・・・。
うーん、悩みます。

玄関のライトは四角のやつで、ドアはシルバーで、うーん・・・。
ボルドーがスタンドにぽんとついてて、そこにツタ的な植物がからんだりしてたらかわいいかなーとか。
でもそれだったら黒にして横に植物の緑がきても素敵だよなーとか。
あとちょっとだけ悩みます。

鳥の人と一緒に現場に伺った

牛の方です。こないだ鳥の人と一緒に現場にうかがったら、階段もつけていただいていて、断熱材が入ってボードも貼ってあるし・・・完成にかなり近い感じになっていました。
なんていうのかな。わりと、あとは表面をどうするかとかそういうお話がおおくなってくる感じの。

その日はお隣の方とお話することもあって、志田さんと、みどり建設の石井さんと浅田さんと、来ていただいて、家の中でもしばらく過ごすこととなりました。

こないだ私が突然伺った時にいらっしゃった若い大工さんと、もうお一人も若い大工さんといらっしゃって、ちょうどお願いした内部の家具を作っていただいてるところでした。
下駄箱があっという間にできあがったり・・・というか、本棚?と思ってみていたらそれがすぽっと玄関の横に入って下駄箱になったりして、おお、すごい、と思って見ていました。

完成に近づく家の中で、あちこちにちらばる木くずとか、何か確認しながら丁寧に組み立てていただいている家具とか、窓の木と窓枠が複雑にあわさっているところとかを見て、一個一個どなたかが手で作ってくれたんだなと思うと、とても感謝の気持ちでした。何か、この気持ちをお伝えできたらいいな。

私たちの家は2階建てですが、ロフトに階段つけてもいいよ(だけど床面積に算入してね)という地域なので、普通に階段で上れるロフトがすごい素敵空間になっていました。
私、あそこで音楽を聴いたり本を読んだり絵を描いたりするのがすごく楽しみです。
なんか、鳥の人が自分の部屋にしたいとか言い出すので困ります。
何を言っているんだね君は。二匹のスペースですよ。

<最近決めていったこと>
・物干しの高さ。窓のふちに腰掛け?みたいな台があるので、干すのも取り込むのもかなり楽々な高さになりました。私時々持病で手や肩に痛みが出るので、これはとてもありがたい。

・一階和室の畳のふちの色を淡い青でお願いしました。

・造作家具の塗装は透明のもので、木の色が見えるものでお願いしました。

・バルコニーの手すりの色は、オープンハウスに参加させていただいた、リトさんと同じ感じでお願いしました。

志田さんが座っても平気だったというステンレスのひさし・・・。つやつやでした。
ステンレスって、ひさしになるんだね。南からの日差しにがんばっておくれね。

2011/10/21

決めること

完成が近づくに連れ、決めなきゃ行けないことがたくさんでてきた。

  • 自分たちで塗ることにした壁
    • http://www.ashlight.co.jp/venus_coat/
    • http://www.ecoqueen.com/product.htm
    • 助っ人
  • カーテン/ブラインド
    • 場所と種類が多そう
  • ポスト
    • いろいろある http://juicygarden.jp/products/ex/post/
  • 引越し業者
  • ネット&TV
  • 家具
    • こたつ
    • 冷蔵庫 w:75cm

年に何回も引っ越しているせいで、引越作業にはだいぶくたびれてしまったので、全部おまかせ的なのを考えています…

階段

一軒家にあって、アパート・マンションに無い物というと、やっぱりこれです。
憧れです。


これは一階の階段ですね。
落ち着いた階段であります。
踊り場でひと休みしたい。

これはニ階からロフトへの階段(※)。
スケスケの階段!
かっこいい!
踊り場で一杯やりたい。

※ロフト=小屋裏収納には階段を掛けてはいけないところは多いけど、僕らのところはOKでした。

家の外側に規制があるのは分かるんだけど、内側に規制があるのはどうも納得がいかない…。
小さい家なので、緩和して欲しいなぁ…。
ロフトも腰を屈めずにあるけたのに。

2011/10/06

外壁

志田さんから外壁の写真をいただいた!


(c)志田さん

波形のガルバリウムの白よりのグレーにしました。
個人的には当初は黒の角のがいいかなと思っていたんだけど、古い民家が狭く並んでいるあの場所じゃ目立ちすぎる。
僕が隣人で、黒の角のガルバの家が建ったら嫌かもしれない。

波のガルバリウムはみたことがないんだけど、
トタン見たいになったら嫌だなー、と心配していたんだけど、中々しぶい。


2011/10/04

牛も家を見に行くことができました

やっと、妄想とか不安の何かを抜けて、地鎮祭とか上棟の儀式とか以外で現場を見に行くことができました。家が・・・建ってる!!もう建ってるって言って語弊がない感じに建っている!

急にお邪魔したので、若い大工さんがお一人で材料の確認に来られていただけのところに行ってしまいました。もうちょっとで入れないところだったフー危ない。親切に見せていただいて、ありがたかったです。
私たちの家を引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

なんていうか本当に小さくて巣っぽくて、あ、この大きさなら一人で家にいても、夜妄想がきても大丈夫かもとか考えながら見学させていただきました。まだ階段はないのですが、ユニットバスが完成(?)していたり、窓は全部たぶん入るところに入っていたり、していました。

二階にあがると半分はられた杉のいい匂いがしました。杉床は傷まないように上から合板を置いてあって、はじっこのとこしか見られなかったですが、美しかったです。

電気がつくところにはすでに電気の線が・・・素人なのできっとわかってはいないのでしょうが、たしかに、綺麗に線が整理されていて、みどり建設さんや大工さんにこだわっていただいている感じがしました。

ところで今のアパートにロフトがあるのですが、そのはしごを鳥と牛が怖い怖いいいながら上がり下がりしています。ロフトまで階段で上がることにして本当によかった・・・。

急に寒くなってきました。現場に入っていただいている方々も体調を崩されないといいなあ、と朝考えたり。